アメリカ証券取引委員会がビットコインのETF化を認めず

フェイスブックをめぐって訴訟を起こしたことでも知られるウィンクルボス兄弟が、3年以上に渡って申請をしてきたビットコインETF(上場投資信託)。

アメリカ証券取引委員会(SEC)は現地3月10日、ビットコイン価格に連動するそのETFを認可しない事を発表しました。

これにより1,300ドルに手が届きそうだったビットコインの値段は約1,100ドルまで下落しました。翌日の11日現在は1,180ドル付近で取引されています。

もし認められれば信用性と流動性が飛躍的に増すと見られていただけに残念だという声も聞こえますが、投資家を相手にした多くの媒体がこの動きに注目した事によって、更に仮想通貨の認知度、特にビットコインの認知度は米国で増したように感じられます。

 

参考資料:

Bitcoin Plummets 18% as SEC Rejects Winklevoss ETF Proposal - Bloomberg

リップル元CEOのラーセン氏がHSBC銀行のアドバイザーに就任

リップルの元CEO、クリス・ラーセン氏が世界最大級のメガバンクであるイギリスHSBC銀行のアドバイザーに就任した事が明らかになりました。

 

HSBCがR3コンソーシアムに参加し出したのが2015年の9月。更なるブロックチェーン技術の取り入れ、開発にラーセン氏が一役買う事は間違いないと思われます。

 

参考記事:

www.coindesk.com

中国の中央銀行がビットコイン取引所の立ち入り検査を開始

ロイターによると中国の中央銀行である中国人民銀行(People's Bank of China)が北京と上海にあるBTCC、Huobi、OKCoinの3つの仮想通貨取引所で立ち入り検査を開始したと伝えました。

 

それを受け1月10日から11日に掛け、ビットコインの相場は$909から急降下。(他の仮想通貨もほぼ全面安となっています)

 

中国経済の先行き不安で資本流出、元安を食い止めるというのが一番大きな理由と考えられます。

 


参考資料:
http://www.reuters.com/article/us-markets-bitcoin-pboc-idUSKBN14V10B

欧州最大のビットコイン取引所BitstampがリップルXRPトレードを開始

Bitstampが新しい通貨ペアとしてリップルXRPと米ドル、リップルXRPとユーロを発表しました。

顧客の要望に応えてのこのサービスの開始は1月17日に始まり4月いっぱい交換手数料が無料となるそうです。


Bitstampが欧州最大のビットコイン取引所という事で、リップルXRPの流動性がこれにより高まる事が見込まれ、このニュースを受けリップルXRPの価格は今現在で約8%の上昇を見せています。


参考資料:
https://www.bitstamp.net/article/bitstamp-introduces-xrp-trading/

インドの大手銀行がリップル導入を発表

インドの大手銀行、アクシス銀行(Axis Bank)が1月9日の今日、リップル送金システムの導入を発表しました。

 

この新しいシステムの導入により今まで最長で5日掛かっていた海外送金が瞬時に、しかも今よりも安く出来る事になると伝えています。

 

これを受けリップル社の新CEOブラッド・ガーリングハウス(Brad Garlinghouse)は、急速な成長とともに送金の重要性が高まるインドでの大きな一歩と語っています。


参考資料:

economictimes.indiatimes.com

中国でいよいよ本格的な仮想通貨の規制

資金流出が止まらない中国は1月4日、人民元売買の基準値を対米ドルで1ドル=6.9526元に設定。これにより年末年始にかけて価格が上昇していたほぼ全ての仮想通貨が全面安に転じた。(リップルXRPなど極少数の通貨はその影響を受けていない)

更に6日、中国人民銀行が法律厳守を呼びかけた事に対して中国のビットコイン取引所BTCCは、中国人民銀行との連携と規制に準ずる事を約束、利用者にも規制の把握を呼びかけている。


参考資料:
http://www.coindesk.com/bitcoin-exchange-btcc-responds-chinese-central-bank-statements/
http://www.coindesk.com/chinas-central-bank-issues-warnings-major-bitcoin-exchanges/

新しいイーサリアム エンタープライズ イーサリアム

エンタープライズ イーサリアム(Enterprise Ethereum)とは

 

企業がもっと使いやすくなるように内密に進めているとされるプロジェクト。しかしアメリカの仮想通貨ニュースサイト、コインデスク(Coindesk)が、公開前に少しずつその情報が流出してきている事を1月5日の記事で明らかにした。

 

その記事では先月15日に現在のイーサリアムで浮上している問題について金融機関とデベロッパーがニューヨークでミーティングを開いている事を伝えている。その中にはマイクロソフト(Microsoft)やデロイト(Deloitte)などの大企業も含まれている。ゴールドマンサックスとバークレイズでの職務経験もあるConsenSys(ベンチャー企業)のジェレミー・ミラー氏は金融、エネルギー、サプライチェイン、保険などの業界と連携してイーサリアムのプライベートネットワークを構築している事を明らかにしている。

 

スケーラビリティ(scalability)セキュリティ(security)プライバシー(privacy)、特にこのプライバシー、情報の機密性においての強化を狙っているようだ。

 

参考資料:
http://www.coindesk.com/enterprise-ethereum-details-emerge-secret-blockchain-project/