銀行間でのブロックチェーン技術 実証実験報告

ブロックチェーン研究会が2016年11月30日に、日本国内の銀行間振込業務におけるブロックチェーン技術の実証実験を報告しました。

 

ブロックチェーン研究会とは?

2015年12月にビットコイン等の仮想通貨に用いられるブロックチェーン技術の送金・決済・証券取引等における活用可能範囲の特定及び、実用化に向けた方向性を定めることを目的として発足。参加企業は株式会社みずほフィナンシャルグループ 株式会社三井住友銀行、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ、デロイト トーマツ グループ。


国内の銀行間振込業務におけるブロックチェーン技術の実証実験に係る報告書では、構築した機能は全て問題なく動作し、ブロックチェーン技術が十分に適用可能であること、図解なども入れてその仕組みと実験内容について非常にわかりやすく報告してます。


課題として、外部システムとの連携、レスポンスタイム(承認時間)短縮、今回のアドレス・送金額等の基本情報が公開されている為、データ秘匿の必要性をあげています。

 

https://www2.deloitte.com/content/dam/Deloitte/jp/Documents/about-deloitte/news-releases/jp-nr-nr20161130-report.pdf