日本の仮想通貨普及を遅らせたマウントゴックス事件
2014年にシステムの不具合(バグ)を悪用したサイバー攻撃により、利用者らが保有する大量のビットコインを消失したと発表していたマウントゴックス/MTGOX社(東京を拠点としたビットコインの大手取引所/両替会社)であったが、結局マウントゴックスの当時の社長マルク・カルプレスがシステムを不正に操作し流用、横領したとして逮捕されたという事件。
この事件を一部のメディアがビットコイン破綻として報道した事もあり、ビットコイン、更には仮想通貨に関連したもの全てが日本人からの信用を失い、その後の普及が遅れた大きな原因と考えられています。
仮想通貨の今後の結果次第ではありますが、現在世界レベルで注目を集め急進展をみせている仮想通貨に対して、この1人の悪人の為に認識や投資が遅れているのだとすれば、非常に残念であり経済的にも大きな打撃なのではないかと懸念されるところです。