世界初XRPをブリッジ通貨とした金融機関による国際送金
リップルのブロックチェーンによる法人向け国際決済ネットワークRippleNet(リップルネット)には現在100以上の金融機関が参加しています。
そして、いよいよメキシコの金融機関キュアリクス(Cuallix)がリップルのXRPをブリッジ通貨として使用し米国―メキシコ間の国際送金を開始します。今回の国際送金にはXRPを活用したxRapidというリップルが開発した製品を使用するという事で、XRPを利用した金融機関による国際間送金はこれが初となります。
以前から米ドルとユーロのようなメジャーな通貨ペアではなくマイナー通貨ペア間での通貨取引をターゲットにしてきたリップルは、この他にもトロントで開催した国際会議スウェル(SWELL)でビル・ゲイツが率いるビル&メリンダ・ゲイツ財団(Bill and Melinda Gates Foundation)と提携を発表。発展途上国の銀行口座を持たない貧しい人でも決済を可能にするプラットフォーム、モジャループ(Mojaloop)を構築し、途上国における大きな経済成長を促したいとしています。
XRPとはリップル社が開発した仮想通貨でリップル社が開発した国際決済ネットワークのネイティブ通貨。ネットワークでは他の通貨も使用出来ますが、この仮想通貨リップルXRPを選択する事によって更に効率が向上するとしています。